2012年05月22日

米SNSフェイスブック株、上場2日目に急落

【5月22日 AFP】週明け21日の米ニューヨーク(New York)株式市場で、18日に新規株式公開(IPO)したばかりの米SNSフェイスブック(Facebook)の株価が前週末比11%近くも急落した。世界最大の交流サイトの上場に大きく膨らんだ期待は懐疑感に変わったようだ。

 終値は前週末比10.99%安の34.03ドルで、同社上場を米企業としては史上2番目の規模にしたIPO価格の38ドルを割り込んだ。

 公開初日18日のフェイスブック株価は、大きく値上がりした後、再び公開価格の38ドルに戻すなど値動きの激しい展開となったが、幹事証券会社の買い支えもありプラス圏で取引を終えている。

「一般投資家は不安になっている。これは美味しい投資だとばかりに、多くの人が(フェイスブック上場に)飛びついたものの、実際はそうでもなかった。底値は、だれにもわからない」と、ソーシャル・インターネット・ファンド(Social Internet Fund)のルー・カーナー(Lou Kerner)氏は分析する。

 カーナー氏によれば、通常、上場初日には幹事証券会社が買い支えを行うが、その支援も尽きたとみられるという。

 カーナー氏は、こうした傾向は公開直後に株価が伸び悩んだグーグル(Google)株を思わせるが、フェイスブックが第2四半期決算を発表する7月上〜中旬ごろには不安感ではなくファンダメンタルズにのっとった取引が増加するだろうと述べた。(c)AFP/Prune Perromat

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2012年05月16日

フランスの雨男とドイツ最強の女が「衝突」? 仏新大統領の就任1日目

【5月16日 AFP】パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)での就任パレードは豪雨に見舞われ、ドイツ初訪問では専用機が雷に打たれ、レッドカーペットでは世界で最も強い女性と衝突する――フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)新大統領は就任初日からタフな1日を過ごした。
 
 ずぶぬれとなったパリでの就任パレードから数時間後、オランド大統領のライン川越えも「吉兆」とは程遠かった。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相との初会談のためにベルリン(Berlin)へ向かった仏大統領専用機ファルコンは、100万分の1の確率で機体が雷に打たれ、「万が一のため」パリへ引き返さざるをえなかった。

 これだけでも十分ついていないとオランド氏は感じたかもしれないが、遅れてベルリンに到着してからも、天気運の悪さはついてまわった。欧州債務危機を打開するため、就任直後に早急に行った初訪問だったが、たった2時間前まで晴れ渡っていた空からは季節外れの霧雨が降り始め、1日に2度目のずぶぬれを予感させた。

 独首相官邸で迎えたメルケル氏は笑顔でリラックスした様子だった。一方のオランド氏は仏大統領として初の外国訪問で、時折微笑む程度でメルケル氏よりも緊張して見えた。2人は短く握手を交わしたが、オランド氏の前任者ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)前仏大統領とメルケル氏が交わしていたような親愛のキスはなく、そのまま軍楽隊の演奏をバックにレッドカーペットへと歩みを進めた。

 会談の準備過程では政策の方向性を異にする両者の衝突が懸念されていた。しかし2人は早くもレッドカーペット上で文字通り衝突し、メルケル首相がオランド大統領をそれとなく手で進行方向に押し戻す一幕がみられた。

 会談後の共同会見でメルケル首相は、大統領機が雷に打たれるという極めてまれな出来事にもかかわらず、オランド大統領がベルリン訪問を果たしたことは「両国の協力にとってきっと良い兆し」だと述べた。

 記者から何語で話したのかとの質問が飛ぶと、メルケル氏は、通訳者を待っている間にいくらか英語で会話しただけで、後は「大体それぞれの母語で話した」と答えた。(c)AFP/Nadege Puljak
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2012年05月07日

ニュージーランド大で「ヘビメタ博士」が誕生、ヘビメタファン心理を研究

【5月7日 AFP】ニュージーランドの大学で、同国で「ボーガン(bogan)」と呼ばれるヘビーメタルファンの社会的習性の研究で博士号を取得した「ボーガン博士」が誕生した。

 このほど「ボーガン博士」号を授与されたのは、北島ハミルトン(Hamilton)のワイカト大学(Waikato University)のデーブ・シュネル(Dave Snell)氏。同氏は2007年、反社会的で潜在的な危険因子というボーガンたちのステレオタイプに隠れた真の姿を、心理学的手法を用いて解き明かすことを目的に研究を開始した。

 自身も熱烈なヘビメタファンのシュネル氏は「ボーガンの日常生活:ヘビーメタルファンのアイデンティティーとコミュニティー」と題した博士論文を完成させ、今週、博士課程を修了した。

 研究資金として10万NZドル(約640万円)を与えられたシュネル氏は、ボーガンたちが集まるヘビメタのコンサートへ出向き、ヘビメタファンであることが彼らの生活に及ぼす影響を調査した。

 その結果シュネル氏は、ボーガンたちは長髪にウォッシュジーンズ、黒いTシャツといった外見的特長で自身をボーガンと認識しているが、皆が同一の人格タイプを持つわけではないことを発見した。

 また、他のグループと比べて、特にヘビメタファンが就職など社会的活動への参加能力に欠けるという証拠も無かった。そういった「普通」の場では、ヘビメタファンたちは外見的に控えめな装いをすることで適応しているとシュネル氏は述べている。

 自身の研究結果について、シュネル氏は「例えば人事担当者が用いる心理テストは人々を明らかに異なる個別の人格タイプに当てはめるものだが、こうした区別は不可能だということを示している」と語った。

 シュネル氏の博士論文はスイスやポルトガルの学会でも発表された。この論文について、シュネル氏を指導したダリン・ホジェッツ(Darrin Hodgetts)教授も価値ある研究だと評価している。「ボーガンを事例研究の対象として、われわれのアイデンティティー認識や、コミュニティー理解、その中でのわれわれの活動を追求した。優れた研究だね」(c)AFP
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